背中の痛みと病院

何科で診察してもらえばよいのか?

背中に痛みの症状が現われる場合、筋肉痛や筋肉疲労などが主に考えられます。
しかし、内臓の異常が背中の痛みの症状として現われる場合も多く、病院でしっかりとした検査を受ける必要があります。

病院を受診する場合悩むのが診療科です。
総合病院なら適切な診療科へ回してもらえるのですが、時間の都合上個人病院に検査に行くとなると何科に受診すればよいのが悩みます。

背中の痛みの症状で、病院を受診する場合おおよその目安があります。

まず、背中の痛みが安静にしていると治まり、体を動かしている日中や体勢を変えると強く痛む時は整形外科。
逆に、安静にしていても、どのような体勢になっても背中の痛みが治まらない場合は、内臓疾患の可能性が考えられる為内科へ行きましょう。
どっちか判断が付かない場合なら、まず内科を受診すると良いかと思います。

内臓に疾患がある場合には、背中の右が左のどちらかに痛みが集中して現われる場合が多いようです。
そして、痛みの症状と共に、食欲不振や、吐き気、嘔吐、発熱などの体の不調も現われます。

内臓の異常が原因で背中の痛みが現われる場合には、胃炎、胃ガン、狭心症、心筋梗塞、肺ガン、肝炎、肝臓ガン、膵臓炎、膵臓ガン胆嚢、胆石など様々な病気が考えられます。
初期症状として背中の痛みが出る事も少なくなく、放っておくと手遅れになってしまう病気の可能性もある為、まずは内科を受診して検査してもらいましょう。

内臓に異常が見つからなければ、外科的な症状と判断される為、整形外科で検査を受けて下さい。

年齢と共に骨や筋肉が衰え、少し無理をしただけでも筋肉や筋を痛める事はよくあります。
また、体力のない人、姿勢の悪い人はより筋肉や筋を痛めやすい状況にあります。
寝ている時に体勢により、背中が痛む事も良くあります。

痛みの症状や状態によって内科か整形外科をまずは受診します。
どちらか分からない場合は、内臓疾患の可能性を考えてまず内科を受診しましょう。


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